皆さんアダム徳永さんをご存知でしょうか?著名な方だと思うので性に興味がありこの記事を読んでいる方は多分ご存知かと思いますが、マッサージテクニシャンからキャリアを形成し、現在は性科学とも言える独自のセックス理論を展開するセックスセラピー?会の大御所です。
今回この本を紹介した経緯ですが、私が射精障害についての記事を作成中、究極の射精とは何かを考えているうちに辿り着いた本になります。本当のセックスを楽しむためには「射精」と言う区切りをなくし、時間を忘れ、精神を解放して官能世界に没することで、スローセックスでは高レベルな快感を長時間にわたって貪ることが可能とのことなのです。
射精は愛し合うカップルが十分に本当のセックスを楽しんだ後の、おまけ程度に考えるくらいで丁度良いと。アダム徳永さんは単に射精を目的にして終わる男性が自分本意で行うセックスはジャンクセックスと切り捨てています。
アダム徳永さんのテクニックにはそのバリエーションの豊富さと研究熱心な態度に驚かされます。アダムタッチをはじめとしてGスポットの他に、Tスポット、Aスポットなどあるようで、 これらを全て使いこなしたら大変なことになるんじゃないかと想像してしまいます。
しかし、何といっても女性視点でsexを語っている点に、アダムさんの息の長さの原点があるのではないかと思っています。
セックスレスカップルには良い刺激になる良書かと思います。昔はこの手の本は買いにくかったのですが、今は全て電子書籍化されておりますので人目を気にせず性の探求ができるというものです。